講演の内容

みなさん、ご心配をおかけしましたが、腰の方はもう9割がた治りました。ヽ(^o^)丿

どうも一過性のもので、二回の整体と整体用テープと温めることで乗り切れました。
しかし、つくづくひ弱になったものだと・・・
五十肩の痛みは今も酷いですが、鍼やメガビタミンなどの助けを借りながら上手く付き合って行こうと思います。

どうやら、痛みは心まで痛めつけ病気にしてしまうようです。

で、やはり、土曜日はまだ心配でしたが、「緩和ケア」についての講演には行ってきました。
ここで、緩和ケアについて少し認識を新たにしたことがあったので大切だと思った所だけ記載しておきます。

ご存知の方、必要のない方はスルーしてくださいね。(*^^)v

<緩和ケアの4つの大きな働き>
○ 説明と同意:インフォームドコンセント
   がんの告知(初発時・再発時)
○ 身体症状の緩和
   疼痛対策、その他の症状緩和
○ 心のケア(患者の心に寄り添う)
   希望を支える、スピリチャルケア
○ 在宅ケア

<がん治療の経過に沿ったホスピス緩和ケアの働き>
○ がん告知を受けた後、精神的ショックの大きい患者さんのケア(診断時)
○ がん治療中の痛みのコントロール(治療中)
○ 再発後の患者さんの精神的ケアとセカンド・オピニオン(再発時)
○ 他病棟のがん患者さんの疼痛緩和と心のケア(治療中から終末期)
○ 在宅療養への橋渡し(終末期)

<がん患者の心理過程に影響を与える要因>
○ その人の生き方
   「人は生きてきたようにしか死ねない」
○ 症状コントロール
   「痛みのコントロールなしに心のケアはない」
○ ケアの質
   「コミュニケーションの質」がもっとも重要

<がん患者の心のケア>
○ がん患者・家族に対する心のケアは、「想いに寄り添う」ということ
○ 患者の希望を支える
○ スピリチャル・ペインを理解する
○ 援助的コミュニケーションを行う

<援助的コミュニケーション>
○ 情報をやり取りするコミュニケーションではなく、感情を受け取ること
○ 重要なのは、事実ではなく事実に対する感情である
○ 相手を説得することでもない
○ 基本は、傾聴ー受容ー共感
○ 愛=心を受けとる(愛という字は受の間に心と書く)
<ホスピス緩和ケアに対する偏見と誤解>
○ 死に場所か?!
  ・死亡退院率は8割を超えているが、痛みが緩和されて在宅に戻る人も少なくない
  ・ホスピス緩和ケアは一つの選択に過ぎない。
   残された時間をかぞくとともに大切に生きる場所である。(ペットの持ち込みも可)

○ 入ったら、帰してもらえないのか?!  
  ・在宅移行率は2割程度である
  ・症状コントロールができれば在宅を積極的に勧めている。
  ・がん治療に戻る事も可能である
  ・レスパイト入院(家族の休養のための入院)も認められている
  ・入退院、外泊を繰り返す患者さんも多い

 何もしてくれないのでは?!
  ・行わないのは、がんに対する直接的治療(手術、抗がん剤など)外来の場合は可
  ・通常の薬剤投与、点滴、注射、負担の軽い検査などは一般病棟と同様にできる
  ・日常生活援助、保清などのケアは一般病棟より手厚い
  ・代替保管医療法を受けることができる
  ・心のケア、家族のケアを大切にしている。

○ 入院費がとても高いのか?
  ・医療保険でまかなわれ、保険外の負担は個室料だけである
  ・包括医療で1ヶ月の負担額は決まっている(1ヶ月=約88,000円程度)
  ・老人保健、高額療養制度が利用でき、がん治療中の負担額と殆ど変わりない
  ・無料個室もあり、個室入院が長期になれば一般病棟よりもむしろ安くなることがある。
  
○ 特別な人しか入れないのか?
  ・入院の対象となる疾患は、悪性腫瘍、後天性免疫不全症候群(エイズ)に限られてる。

最後に
<もし、私が治らないがんだったら?>(堀先生のお考えです)
○ 本当に治らないのだろうか? →セカンドをとる。
○ わずかな可能性があれば挑戦する? →2,3割の可能性なら止める。
  (最後まで闘うのも一つの選択肢であり、立派だと思う)
○ 可能性がないとしたら、一番大切なものは何かを考える。
  ・お金や財産ではない
  ・地位や名誉でもない
  ・一番大切なものは家族だと思う

〔 ホスピス緩和ケアの心 〕
患者さんの病気(がん)だけを診るのではなく、病気を持った人間として患者さんをケアすることである。


全てご紹介できなくてごめんなさい。
特に大切そうなところだけ抜粋しました。

当日はこのあと、患者本人や家族・遺族の方々との意見交換会がありました。
やはり、その中で、末期がんの患者に対する不手際が遺族の方からありました。
もう、手術が出来ない、治療も無い状態だからと行き成り「緩和ケア病棟」を勧められて、今のような説明も無かったので、本人はもうダメだ死ぬのだとショックが大変大きかったこと。
そして、そのまま立ち直ることなく亡くなられたこと。

それに対する答えは・・・
がん患者のコミュニケーション技術の習得をするためのシステムは出来たばかりで、これから勉強が始まるとのこと。
これから5年間で医師全員が緩和ケアを学ぶことになっていて、現在は医師の間でも理解できていないひとが多いとのこと。

・・・絶句・・・ΣΣ┗(|||`□´|||;;)┛ガーン!!

これからって!?遅すぎるやん!!

人間として少し考えれば分かりそうなこと・・・じゃないの?
これを言ったらこの人はどう思うのだろうか?って、考えないの?
実際、そんな医師ばかりでないことはよく知ってます。
素晴しい先生も沢山おられます。
だけど・・・

||||||||||||||(_ _。)ブルー||||||||||||||||

医学の進歩は目覚しいものがあるそうですが・・・こんなに遅れていていいの?!
ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

とにかく、今はこれからを期待しましょう。
患者さんの病気(がん)だけを診るのではなく、病気を持った人間として患者さんをケアすることの出来る医師ばかりになることを願います。


で、肝心な「がん患者団体連絡協議会」の大切な役割については後日お話します。




   
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by coo-sora | 2008-05-01 18:20 | 心にいいこと