OB会

むかしむかし・・・独身のころ、わたしは保育士をしてました。
そのころは保母さんといいましたが。
学校を卒業してから5年間だけでしたがとても充実した日々でした。
そして、その頃の同僚とは今でも付き合いがあります。
わたしが辞めてから既に25年が経ちます。
同期で入った人はまだ現役です。もう主任ですが。
辞めた人も、お祖母ちゃんになった先輩も当然います。

あのころ、まだ長時間保育や障害児保育が今ほど認識されていなくて、何度も市や県に掛け合ったり、夜遅くまで父母会を開いたりとかなりの重労働でした。
でも、それも今となってはいい思い出です。

そして、わたしたち自身も母になり、子育てと仕事に追われていたころを過ぎ、子育てもひと段落・・・で、また集まろうということになりました。

昨年の秋、わたしを励ます温泉旅行がきっかけとなり3ヶ月ごとくらいの割合で各家を回ることになったのです。
料理は持ち寄りだったり、その場でみんなで買い物に行って作ったり。
そして今回はわたしの番で、料理好きのわたしが腕を揮いました。

話はあの頃の子供たちのこと。
悪戯小僧で手を焼いたあの子が偉くなってる話。
そして今は母になり父になり自分の子供を保育園に預けてるってこと。
そろそろ自分の子供も結婚を考える時期なので先輩の話を参考にしたり・・・
時には旦那の悪口を言ったり・・・全員が各旦那を知ってるから話は早い。
「アホやなぁ、そやからあの時わたしは反対したやんか!」とか言われて終わり。

何を言っても腹は立たないし、気を使うこともない。
辛い話も失敗談も知らないことも恥かしくなく聞ける。
ホントにまだ未熟でオトナになれてなかったころを知ってるという安心感。
性格解ってるからとっても楽ちんです。
素敵な仲間です。

午前11時に集合したのに解散した時はとっくに日は暮れていました。
きっとこの会はお婆ちゃんになっても続くよね。

「今度は来年やね、またね、バイバイ!」

彼女たちはわたしの病状をちゃんと知っています。
でも余計なことは何も言いません。
特別な励ましもなく、昔のまま。
ただ一言言われたのは昨年温泉旅行に行ったときのこと。
「たまには、人に甘えることもしいや。わたしらいるんやから・・・。」って。
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by coo-sora | 2007-10-22 18:46 | 想ひ