玉川温泉での過し方・・・①

今回、初めてこの地に訪れたわたしは9泊10日の予定できました。
何故10日間かというと、友人のアドバイスがあったからです。
まず、2.3日では何も良さが分からないし、4、5日ころが一番しんどくなるころで、1週間から10日が身体も慣れてそれなりの効果も分かり、次をどうするのかが考えられるからということでした。
どんな事もそうですが、自分の身体に合う合わないはありますから。
そんなことで、わたしの玉川湯治は10日間と決めたわけですが、予約を取るのが結構大変で、半年前から予約出来るのですが、アッという間に満室になるみたいです。キャンセル待ちも殆ど出ませんから根気良く電話を掛ける必要があります。毎月来られる人たちは帰るときに半年先の予約をされるみたいです。
さて、ここでメインの3つの浴のお話をしましょう。
まず、温泉浴です。
玉川温泉には98度でPH1.2の源泉があります。強酸性です。
総ヒバ造りの大浴場にはこのお湯が引かれてます。
初めての人は先ず、露天の湯に浸かります。これは、岩盤浴の側にある乳白色のお湯を引いた湯船です。
そして、いよいよ酸性湯へ・・・と、言っても行き成り源泉に浸かるのではなく50%に薄めた源泉に浸かり身体を慣らします。
これでもわたしの膝に出ていた湿疹にはかなり沁みます。ちょっとした傷もピリピリします。
そしていよいよ100%の源泉へ・・・最初は約3分~5分くらい・・・浸かっているとある部分がピリピリっていうか・・・ヒリヒリっていうか・・・(〃゚д゚;A 
そうなんですよね。女の子の大切な部分が・・・やっぱり一番感じるんですね。
で、初めてのときはそこで断念。一休みしてまた浸かるを繰り返します。
それでも最後になってもわたしは10分しか我慢できませんでした。(-。-;)
大浴場にはこの他に、ぬる湯・蒸気湯・箱蒸し・打たせ湯・浸頭湯・寝湯・気泡湯などの湯船があります。
飲泉もあります。水で薄めて飲みます。
因みにわたしの膝の湿疹は3日で治りました。いつもは10日間くらい痒みと戦います。
しかし、ここ数年現れなかった左足膝にもブツブツが出てきたのにはびっくり。
これが、玉川温泉の赤いブツブツというやつなのかしら?この赤いブツブツは数日温泉に浸かると身体の弱い部分や昔の病気や傷の跡に出てくるらしいです。
入浴をしているとこのブツブツのかなり酷い人も見かけます。
でも、沁みて痛くても我慢して入浴を続けないと意味はないそうです。
売店に売っている湯の花軟膏が効くそうです。
わたしの場合はそれほど酷くならず治りました。
慣れた人たちは20分~30分くらい浸かってます。とてもぬるいので、のぼせる心配はないです。

そして、岩盤浴
前回の写真を見てもらえばわかるかな・・・
岩盤浴の必需品はゴザ・毛布・水です。
みなさん汗が沢山出るように工夫されています。
毛布にビニールシートを被せたり、ゴザの上にビワの葉っぱを敷き詰めてバスタオルを敷いて寝たりされる人もいました。
女性も男性も殆どの人が下着姿です。着替える場所は自分のゴザの上だけですから、女性はみなさん工夫されてゴムを通したバスタオルを被って着替えたりされてました。
わたしは友人のアドバイスで、岩盤用に綿100%の下着とロングTシャツを着てました。
最初はあまり汗が出なかったので短めで、身体が慣れてきて汗がいい感じで出るようになると1時間くらいは平気になりますが、無理をしないのがいいです。
いつも順番待ちの人がいますが、狙い目は、旅館部の人たちの食事時間です。
少し時間をずらして行動するとあまり待たなくてすみます。
宿泊施設から岩盤浴の場所まで歩いて10分くらいなので、道中はその上からスウェットの上下を着込んで、岩盤浴が終わったらすぐに入浴をするようにしてました。
そして、岩盤浴には凄く楽しみなことも・・・
これ何だか分かりますか?
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岩盤浴の周辺には蒸けている場所があり、その穴の中にサツマイモ・ジャガイモ・ニンニクを新聞に包んで川の水で濡らし入れておきます。
そして、45分間の岩盤浴が終わると・・・
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ホカホカの蒸し芋の出来上がり!
どの芋を入れても黄金色で甘く出来ます。不思議です。
試しに人参と玉葱も入れみました。こんな甘い人参食べたことない!
玉葱はスープにしました。砂糖を入れたみたいな甘いスープになりました。
ニンニクはお味噌と合わせて煉ると凄く美味しい味噌汁ができます。
免疫アップ間違いなしと作っていたおばさんがご馳走してくれました。
これだと味噌汁の具財はいらないくらい美味しいです。
ここでの自炊にはこんな楽しみもあります。
そして、ここはブナの森に包まれた山の中です。
山菜も豊富です。ちょうどわたしが滞在していたころは竹の子(まがり竹)と蕗が旬でした。
よく知っている年配の方々は笹の葉の中に入って竹の子採りをされていました。
散歩をしていて笹の葉っぱが揺れて熊かとドキドキもしましたが・・・
クの字に腰が曲がったお婆ちゃんが、自分の身体より大きく見えるくらいのリュックを背負って出てきたのには2度びっくりしました。≧(´▽`)≦
この竹の子は細長くって、生でかじってもアクが無く、皮のまま焼いたり、煮物にしたり簡単に調理が出来ます。

3つ目はラジウム浴です。
鳥居の所へ行くとがん患者の人たちがたくさんいます。
1人で石の上座っていると、「こちらのほうがラジウムが沢山出てるからおいで」って、自分の場所を譲ってくれるおばさん。
「若いのに何処が悪いの?」って聞いてくるおじさん。でも「それなら悪いところを下にして寝転んだほうがいいよ」って、教えてくれます。
そうなんです。みなさん同じ境遇なんです。「医者に見離されて頼りはここしか無いからね」って、笑いながら教えてくれたおじさん。だからみんな優しいし、親切。人事じゃないんですよね。
1ヶ月ごとに1週間来る人。2ヶ月ごとに10日来る人。1年に1ヶ月とか・・・みなさん自分の病気や生活のペースに合わせて。
最終日、「また元気で会えるようにわたしも頑張るから、貴女も頑張りね!!また、会おうね!」って、言ってくれたおばさん。
わたしに薬のことをいろいろ聞かれていた、奥さんに付き添われて来ていらした優しいご主人。
ホントにまた再会できるといいなぁ・・・。
心温まる場所でしたよ。ヾ(@^▽^@)ノ

紹介しました、温泉に入る・岩盤浴で汗を流す・ラジウムを浴びるの3工程を慣れた人たちは夜中の3時ころからスタートされるのです。
1日に3回は繰り返されるのです。そんなことは初めてのわたしには無理です。
最初は1回ずつするだけでダウンです。友人でも2回ですが、年配のオバサンたちは何故か元気で・・・長生きしたいからとか予防で来られている人たちは3回ずつされていました。
玉川温泉に行くと、そこかしこで、玉川博士に出会います。入浴はどうするのがいいとか、岩盤は何分がいいとか・・・ラジウムは20分以内でないとダメだとか・・・でも、これこそ人それぞれです。一応注意事項はいくつかありますから、それを守って、あとは自分の身体と相談です。
他人の意見は参考にしても振り回されることのないように・・・余計な神経使って疲れますから。
無理をして悪化させては折角の湯治も意味がありませんから。
身体と心に相談しながら、あくまでもマイペースで・・・。

次回はそんなマイペースなわたし達が選んだ玉川温泉の楽しい過し方を紹介しますね。
たぶんこれは邪道かも・・・効果が無いと叱られるかも・・・
でも、楽しいことが一番です。・・・つづく。
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by coo-sora | 2007-06-25 18:03 | 玉川温泉のこと