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玉川温泉へ旅立つ・・・

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旅立ちの朝、やっとスッキリ全貌を見せてくれた「お岩木やま」
今朝こそ雲一つ無い快晴です。
そんな岩木山と友人のご両親にお礼を告げて、わたしたちは玉川温泉に向かいました。
友人の鯵ヶ沢の実家から弘前を抜けて青森から東北自動車道で鹿角八幡平まで。その後は、国道341号線をひた走る・・・山間をどんどん行くと約2時間半で到着。
十和田八幡平国立公園の中に位置します。
関東からは東北新幹線で田沢湖で降りると直通バスが出ています。
秋田空港からは乗り合いタクシーが出てます。
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コブシが満開。新緑にコブシの白い花が映え、しばし見とれていると・・・
八幡平アスピーテラインの入り口を過ぎて数分・・・
谷間から煙がモクモクと上るのが見えてきます。
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そこからはもう玉川温泉の入り口となります。
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こちらは自炊部の建物。収容人数215人。1泊3,900円(相部屋)~
私たちは3人部屋に2人で入ったので4,900円でした。和室6畳です。
自炊部の方は、長期滞在の人が殆どで、何度も来ているひとが多いです。
1人だと相部屋になるそうです。
私たちは友人がもう10年間通い続けているので、彼女のお父さんの玉川用の車に自炊道具と食料品を満載にして来ました。入り口に車を付けると男性職員の方が荷物は運んでくれます。自炊道具は貸し出しもありますし、食糧品は売店にも売ってます。そして、玉川用の車というのは、玉川温泉では貴金属品は酸化して錆びてしまうので、長期間置いておくと腐食してしまうのです。ですからカメラや時計は密閉容器に入れて保管してました。
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こちらは1泊2食付の旅館部。収容人数461人。1泊8,100円~です。
宿泊施設は年々増設されていて館内は迷路のようです。
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大浴場入り口・・・600円で入浴だけでもOKです。
夜中の12時から3時は掃除時間でそれ以外はいつでも入れます。
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荷物を部屋に運び込み一休みしたら先ずは園内の散策です。
一周30分のコースです。
先ず最初に目に飛び込んでくるのは・・・
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手前の川は雪解け水でめちゃ冷たい。向う側の川は源泉が流れていて湯気がモクモク。
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これが有名な
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この北投石のラジウムを浴びるために多くのがん患者が全国から来られてます。
ここのラジウムにはガンマーの含有量が多いので良いそうです。
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園内には玉川薬師神社があり、その鳥居の前が一番ラジウムが出ている場所でたくさんのがん患者がラジウムを浴びています。ここはがん患者の社交場のようで、情報交換の場所になっていました。ここには20分~30分が適度と言われていて、一番たくさんラジウムが出ている場所には地面に目印が付けてあります。
目に見えないわけで、わたしは何にも感じないし・・・。
でも、放射能測定器を持参している人がいて、日によってたくさん出ている場所が変わるとか・・・
親切な方がどこがいいか教えてくれます。
わたしも朝夕ここにいました。ただ、友人は近寄ると酷い頭痛がするとかで立ち入ることはしません。感じ方は人さまざまです。
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そして、こんなちょっと恐い看板を過ぎると
こんなテントが見えてきます。
このテントが元祖岩盤浴用のテントなのです。テントには15人くらいしかはいれませんから、その周囲でも地面の岩は熱いので平たい場所にゴザを敷いて毛布に包まる人があちこちに見受けられます。
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テントの中ではゴザを敷いて下着だけで毛布に包まっている人が殆どですが、5分もすると汗ビッショリになります。約45分がいいそうで、きちんと時間が来ると交代します。常時テント前には待っている人がいます。わたしは、ロングTシャツでタオルケットに包まりました。
ゴザや毛布類は売店でも売ってますが、酷い匂いと岩盤の泥もつくので古いものを持参しました。また、朝夕の2回消毒をされていました。
これは、前年ノロウィルスが流行したからだそうです。
館内もとてもマメに掃除や消毒がされていました。
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岩盤浴の近くには轟音と共にガスが吹き出している所がたくさんあります。
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丘から見ると・・・もう夕方なので人は少ないですが、朝早くからたくさんの人で賑わいます。
最近は有名になったので湯治客だけでなく、観光客も多いです。
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ということで、玉川温泉の概要は紹介出来たと思いますが、9泊10日をどのように過ごしたかはまた、次に・・・つづく。

by coo-sora | 2007-06-24 18:33 | 玉川温泉のこと