乳がんの専門書

f0116278_17124068.jpg
先日他のブログで見つけて購入しました。
日本乳癌学会から出ている「乳がん診療ガイドラインの解説 2006年版」です。
質問形式になっていてとても分かり易かったです。
初めて乳がんについて読んだ本は「乳がん全書」 (聖マリアンナ医科大学外科学教授、福田護著)
とにかく乳がんが何物なのかサッパリ分かっていなかった当時のわたしには、乳がんのことを勉強するにはぴったりでした。主治医の先生もいい本を選択したねと言ってました。
今回のガイドラインの解説は治療をしていくうえで注意することなどが改めて具体的に理解できました。
治療を始めたばかりで不安でいっぱいの方にはお薦めです。
現実をつき付けられることもありますが、自分の治療が何のために、どれくらい有効性があるのか知るのも次に備えて必要だと思うのです。
わたしはこの2年間にたくさんの関連本を読みあさり、ネット検索したり・・・「そんなに何でも知ってしまうと余計恐くなったり落ち込んだりしない?」と、心配してくれる知人もいます。
確かにそういうこともありました。転移、再発した乳がんに完治は無いとか・・・でも、骨や肺に転移していても5年10年と生きて頑張っている人がたくさんいることもネットで知りました。
だから、諦めないで少しでも普通の生活が出来るように治療を続ける。その治療も年々開発されて薬は良くなってるってこと。過分に期待もせず、「癌」だというだけでびびったりもしない。
前を向いて生きていくためにも知らないより知っているほうが良いと思うのです。
(*'')(*,,)(''*)(,,*)
昨日のこと・・・
鍼の先生と腫瘍マーカーが下がったことを喜び合っていたら、ちょうど待合室に居合わせた年配の女性から声をかけられました。
「失礼ですが、何のご病気なんですか?」
わたしは、その女性に手術したこと転移したこと、今は良くなっていることなどを話しました。
するとその女性は・・・肝臓がんであと3ヶ月だと、この1月に宣告されたことを話してくれました。
そして、「悲しくて悲しくてね・・・でも、わたしも諦めずに頑張りますね。貴女ももっと元気になってくださいね。一緒に頑張りましょう!」と・・・自分に言い聞かすように、ニコッと握りこぶしを見せて帰っていかれました。
あと3ヶ月・・・という言葉がわたしの耳に残りました。
わたしは父に余命3ヶ月の宣告は出来ませんでした。だけど、彼女はちゃんと自分のことを知っていて、1人で鍼治療に来ています。この1ヶ月間どれほどの葛藤があったのかわたしには想像も出来ませんが・・・彼女の後ろ姿が大きく見え、自分が子供のように思えました。
たぶん明日も会うと思います。笑顔であいさつが出来ればいいなぁ・・・。
[PR]

by coo-sora | 2007-02-14 18:22 | 乳がん