今日はゾメタの点滴です
9月末に骨転移が見つかって以来、今日で3回目のゾメタ投与です。春以降ジリジリと上がりだした腫瘍マーカー(CA15-3) 7月末にCT、8月初めにマンモを受けましたが異常なし。「たまにこういう人もいるから・・・また下がるかもしれないしね。」と、もう少し様子を見ることになりました。しかし9月に入ってマーカーは上昇を続ける一方なので、9月14日RETを受けました。内心、残るは骨か頭と思っていましたので、かなり覚悟しての検査でした。やはり1週間後の診察で骨への転移が疑わしいと告げられました。で、この日から薬の変更となりました。抗癌剤はゼローダ300へ、ホルモン治療はフェーマーラ2.5mgへ。そして転移の場所を確定するために骨シンチを受けました。結果は、骨盤、右大腿骨の付け根、背骨に小さいのが7箇所と計9箇所の転移が見つかりました。
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覚悟もしていたけれど、まるで待ちに待ったものがようやく到着したような妙な安堵感は何なんでしょうか?ショックとホッとした気持ちが交合にというか、交差するようにというか・・・妙に落ち着いているわたしがいました。そして主治医の先生はニコッツと笑って「すごくいいタイミングでいい薬が出たんだよ!今までもあったんだけれど最近改良されて凄くパワーアップしてね、値段も安くなったし、きっといい結果が出るからやってみましょう。早速今日からね。」ってことで、ゾメタ(骨転移抑制剤)の開始となりました。ゾメタは点滴で20分くらいかな。
点滴が落ちるのを眺めながら、これからが長いのか、短いのか、わたしの骨はどうなるんだろう?次はどこに?そんなことばかり考えていました。
でも、いつか来る今日の日が恐くて恐くて想像しては落ち込んでメソメソしていた時より何故か気持ちが落ち着いたのは事実です。リンパ節転移の数からして、早いうちに転移再発は免れないだろうと思ってましたから。転移したからには完治はない。そう腹を括ると(これを居直るというのかしら)人は強くなれるのでしょうか。この日からわたしは自分のことでは泣かなくなりました。そうそう、泣くと我家の三男坊主(ロシアンブルーのオスCOO)はわたしの顔を手(前足)で触りにくるのです。慰めてくれてると思いたいのですが、どうやら涙に興味があるみたいです。o(*^▽^*)o
わたしの闘病生活を最初から見守っていてくれる可愛いヤツです。
by coo-sora | 2006-11-27 19:14 | 乳がん