下ってる!!

今日は治療日でした。
このところの体調の悪さですっかり忘れていたこと・・・
正直全く期待していなかった。
血液検査でHER2がプラスになったからって
ハーセプチンやったからって
期待しないように言い聞かせていた
期待してはいけない、期待してはいけない・・・
だって1年8ヶ月も腫瘍マーカー(CA15-3)は下らずどんどん上がり転移し続けてきのだから
だから
「お~~~っ!!下ってるなぁ~~~」との主治医の言葉にすぐに反応できなかった。
えっ?何のこと?
理解するのにかなりの間が空いてしまった(苦笑)
わたしがすぐに喜ばないので主治医もあれって思ったみたい
「今日は元気そうな顔だし、マーカー下ったって顔してるよ!!」だって(笑)
数値は昨年8月ころと同じくらいの921になった。
300は下ったことになる。
正常値は30以下だから比べものにもならないけど
ジワッと嬉しくなってきた。
こんなこともあるのだ。
諦めたらあかんのやなぁ~~~

本当はこの1ヶ月ずっと思っていた。
もういいかな・・・って。
副作用にもう疲れてしまった。
熱もだるいのも痛いのも吐き気も味覚障害も手足の痺れも
白血球が下るのも腎盂腎炎ももうイヤ
我慢しても我慢しても効果はない。
何のための治療なのか?
無治療もありだと考えていた。
すでに末期がんなのだから静かに穏やかに
ベットにいるだけじゃなく
まだやりたい事も行きたい所もあるのだから
副作用がなくなればまだ動ける
現状維持どころか悪くなる一方なのに治療を続ける意味はない
・・・人に言うことと正反対だ
人には治療を薦め、まだ諦めたらあかん諦めるのは早いよとか言っていても
ホントは自分が一番止めたがっているのだ。
自分が一番諦めようとしていたのかも・・・
そうなのか?
諦められないからジタバタしてる・・・

先月、患者会の仲間が逝ってしまっていた。
わたしはメールのチェックもせずこの1ヶ月寝ていたので日曜日の総会まで知らなかった。
会が終わったあと再発転移者のひまわりハウス担当者から聞いた。
ショックは大きかった。
そんな・・・
まだそこまで進行してなかったはず。
何がなんだか理解不能
ただ自分よりはるかいに良いと思っていたから。。。
彼女の死を悲しむより、何故?と思う気持ちが先に立ってしまい
身勝手な自分に気付くまで時間がかかってしまった。
彼女の気持を汲むどころか
次に思ったのは
やっぱり結局死んでしまうだけじゃないか
ほんのわずかな延命のためにわたしは正しいことをしているのか・・・
本当にこれで良いのか・・・
日曜の夜も月曜も昨日もずっと考えていた。
わたしはあとどれだけ?????
家族を納得させる言葉をさがす・・・

そして今日
なんてゲンキンなものなのか
副作用ガマンガマン・・・言い聞かせる自分がいる。
諦めたらあかん、諦めるのはまだ早い・・・と。
呆れてしまう。

点滴が終わってからどうしても親友に伝えたくなった。
メールでお茶をしようと呼び出した。
やっぱり嬉しい。
延々と説明してまたしばらく頑張ってみると宣言してきた。
いつのときも心配してずっと見守っていてくれてる親友。
本音を言える人。
そして
「それは言うたらあかんやろ!!がん患者に言ったらあかん言葉や!!めちゃめちゃ傷付く!!」と言い返せる人。
彼女は言う。
「もうガンになってしもうたんやからしょうがないやん!!」
「そんな先のこと心配してもどうにもならんやろ!!」
「心が負けてるやん!心が負けたらガンにも負けてしまうやろ!!なにを諦めるみたいなこと言うてるん!」

「そんなことはよう分かってるわ!はっきり言いすぎやろ!!ガンになったことないくせに気持ち解らないくせにそんなこと言うかな!」と言い返す。

今日の報告、彼女はゲラゲラ笑っていた。
「そうし、そうし、良かった、良かった」
そして彼女は言った。
「みんなこうしてがん患者同士じゃなくどうもない人で好き勝手言い合える友達がいたらいいのになぁ」と。

今夜は来月のことは心配しない。
下ったことを素直に喜んで眠ろう。
それでも眠剤(マイスリー)は必要だけれど深い眠りにつけるかな・・・
[PR]

by coo-sora | 2011-04-21 00:08 | 乳がん